幼馴染がついに懐妊したとの報告。
幼馴染グループでは1番結婚も早く、ゆくゆくはそうじゃろね、と本人も含めてみんなで思っていたところ。
あーーーーーー、なんでこんなにめでたいと思うのだろう。
幼馴染グループは、全員心穏やかで人として真っ当だ、不器用な感じが人間だけど、優しいし、私は大好きな人たちなんだな。
旦那ができたというのもすごく嬉しかったけど。
そこのコミュニティの中に、もうひとりあたらしい命が生まれるという事実がすごく嬉しくて、あったかい人たちの中に生まれる命、なんてきみは幸せ者なんだろうなぁ、と今からその子に脳内で語りかけています。
なんだろう、君はまだ宇宙にいるのかもしれない、宇宙にいるなら私の思うことやメッセージもきっと伝わるよね。
はあ、地上にでてきた人間たちは、地上を這うことに一生懸命だし、宇宙を共有できないから、話が通じないことも多くて、わかりあえなくて傷つけることも多いのよ。
君がでてくる地上は、きっと大丈夫、私も含めて素敵な大人がたくさんおるから。
そして私も同時並行で赤ちゃんからやり直せないかなあ、君と一緒にこのコミュニティの中にいられるなら、もっと素敵な人間になれると思ったんだけど、、、そんなことができるわけないから、努力するしかないね。
ただ、その報告を聞いて感じたのは、めでたいなと思うと同時に、全ての優先順位に横入りしてきた横暴さですよね。
めっっっちゃめでたいことなんですけど、私は本人にも言ってしまったんですけど、もし究極の選択に陥ったとき、わたしはあなたを選ぶから、あなたも自分を大切にしてほしい、と言ってしまいました。
結婚もそうなんですけど、後から登場した人間に軽々と優先順位めちゃくちゃにされて、ちょっと嫌なんですよ。
私の中では彼女自身が1番なのに、彼女たちは私と同じように認識している1番に当たり前に旦那や子供を入れようとしてる。私と同じように、自分を1番に大切にしてほしい。
あなたにとって1番は子供や旦那かもしれないけど、あなたを1番に考えたいと思う私もいることを、忘れないでほしい。
あなたが幸せであるのが1番です。
と思うのでした。
以前、兄の結婚式のときに、私は勝手に兄に「幸せになってほしい」と願われました。
幸せの定義がそのときなんだよ、ってかんじで、勝手に祈るなよ、呪いなんだよそれはよ、適当に言うな、となんか謎に泣きながらキレていて、しばらくそうでした。
最近になって、理不尽な人や事象に振り回されたときに、私は幸せにならなければならないんだから引っ込んでろ!とこうはねつけられる力ができたというか、愛のある呪いだったんだなこれは、と思いました。
兄、おまえ、そういうとこだぞほんと。